「上達への近道はなくても、道のりは楽しめる」〜イラストレーター【もなか食】〜
目次
今回は、イラストレーターとして活動する【もなか食】さんに、イラストを仕事にしたきっかけや案件の獲得方法、SNS運用、技術向上のために意識していることなどを伺いました。
これからイラストレーターを目指したい方や、イラストを仕事につなげたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
もなか食さんプロフィール
イラストレーターとして、SNSを中心に作品を発信しながら、さまざまなイラスト制作に取り組まれています。
日々の制作を継続することを大切にし、丁寧なコミュニケーションや納期の遵守を意識しながら活動されています。
X(旧Twitter):https://x.com/nirako_mona
① イラストレーターになるまで
イラストレーター活動を始める前は、どのようなお仕事や活動をされていましたか?
実は、特別な仕事や活動はしていませんでした。
当時はまだ年齢的に働くことができず、引きこもり気味でもあったため、ひたすら趣味としてイラストを描いていました。
イラストレーターを目指したきっかけや、専業・本格的に活動しようと思ったタイミングを教えてください。
もともとは、イラストを趣味として続けていきたいと考えていました。
ただ、当時はほかにやりたいことがなく、イラストを描くことも苦ではなかったため、そのまま描き続けていました。活動を続けていくうちに、少しずつお仕事のご依頼をいただくようになったことが、本格的に活動を始めるきっかけになりました。
イラストレーターとして活動を始めた当初、どのような壁や苦労がありましたか?
それまでビジネスメールのやり取りをしたことがなかったため、活動を始めたばかりの頃は、メールを送るたびに「失礼な内容になっていないだろうか」と緊張していました。
また、契約書や請求書などの事務的な手続きについても知識がなかったので、一つひとつ調べながら対応してきました。
② 案件獲得・仕事につなげる方法
最初にイラストの仕事を獲得したきっかけを教えてください。
初めてイラストでお金をいただいたのは、有償のコミッションサービスを利用したときです。
そのサービスはXのアカウントと連携できたため、Xで私のイラストを見てくださった方からご依頼をいただいたことが、最初のお仕事につながりました。
仕事を増やしていくために、具体的に取り組んだことはありますか?
継続的にSNSを運用することに加えて、お仕事を相談したい方が迷わず連絡できるよう、導線を整えることを意識しています。
Xをはじめとする主要なSNSのプロフィールには、連絡先や活動場所などをまとめたサイトを掲載しています。
仕事につながりやすいポートフォリオ作りで意識していることはありますか?
ポートフォリオは現在準備中ですが、さまざまなクリエイターの方のホームページを見て研究しています。
見る方にとって分かりやすいことはもちろん、自分の作品が持つ魅力を最大限に引き出せるレイアウトにすることが大切だと感じています。
仕事を受ける際に「この人に依頼したい」と思ってもらうために意識していることはありますか?
分かりやすく丁寧な文章で、できる限り早く返信することを心がけています。
また、ご依頼の内容によってはラフを複数案提出するなど、クライアントの方が検討しやすく、スムーズにやり取りを進められるよう意識しています。
③ X(旧Twitter)などのSNS運用について
Xで発信を始めた当初、フォロワーを増やすために取り組んだことを教えてください。
活動を始めた頃は、かなり高い頻度でイラストを投稿していました。
投稿を続けるうちに、毎回反応してくださる方が少しずつ増えていきました。その反応がモチベーションとなり、次の作品を完成させる力になるという、良い循環が生まれたと思います。
現在、SNS運用で意識していることはありますか?
イラストに添える文章は、できる限り短くするようにしています。文章の印象が強くなりすぎて、イラストの邪魔をしないようにするためです。
また、不用意な発言は避け、発信する内容についても気をつけています。
イラストレーターがSNSで伸びるために、やった方がいいこと・逆にやらなくてもいいことはありますか?
「これをすれば必ず伸びる」と言い切れる方法はないと思っています。
ただ、忙しくてイラストを投稿できない時期でも、文章だけの投稿をするなど、アカウントを完全に休止させないことは意識しています。無理のない形でも、定期的に発信を続けることが大切だと考えています。
④ イラスト技術・成長について
イラストの技術を伸ばすために、これまでどのような努力や練習をしてきましたか?
一番大切にしているのは、継続することです。
現在も毎日イラストを描いており、普段の制作に加えて、クロッキーやデッサンなどの基礎練習も取り入れるようにしています。
イラストを描き始めた頃と現在で、絵を描く時に意識するポイントはどのように変わりましたか?
以前は、ひたすら自分が描きたいものを、自分の描きたいように描いていました。
もちろん現在も自分の描きたいものを大切にしていますが、それに加えて、イラストを見てくださる方がどのように感じるのかという視点も意識するようになりました。
上達するためには「量」と「質」のどちらが重要だと思いますか?
量と質のどちらも、とても大切だと思います。
ただ、どちらか一方を選ぶのであれば、一枚一枚のイラストを丁寧に仕上げること、つまり「質」を意識することが上達につながると考えています。
完成までしっかり向き合うことで、自分の課題や改善すべき部分も見つけやすくなると思います。
⑤ プロとして活動する上で
イラストレーターとして活動する上で、普段から意識していることはありますか?
クライアントの方がどのようなイラストを求めているのかを、常に意識しています。
自分の描きたいものだけを優先した、自分本位なイラストにならないよう気をつけています。
クライアントワークで大切にしていることを教えてください。
まずは、締め切りを絶対に破らないことです。
また、できる限り早く返信することも心がけています。クライアントの方に不安を与えず、安心してやり取りを続けていただけるよう、誠実な対応を大切にしています。
長く活動し続けるために必要だと思うことはありますか?
イラストレーターに限った話ではありませんが、信頼を積み重ねていくことが大切だと思います。
納期を守ることや丁寧に連絡を返すことなど、一つひとつは小さなことでも、継続することで次のお仕事や長期的な関係につながっていくと考えています。
⑥ VTuber・Vライバー活動について
イラストレーター自身がVTuber・Vライバーとして活動するケースも増えていますが、このような活動についてどう思いますか?
実は、VTuberやVライバーの活動にはとても興味があります。
いつか自分でアバターを制作して、活動してみたいとも思っています。
イラストレーターが自身でVTuber・Vライバー活動を行うことで、認知拡大や新しい仕事につながる可能性はあると思いますか?
大いにあると思います。
自身の活動の幅が広がることに加えて、配信活動ではイラスト制作とは異なる視点が必要になります。そこで身につけた知識や経験は、イラストをはじめとするほかの仕事にも活かせるのではないかと考えています。
また、配信を通じて自分の人柄や作品への考え方を知ってもらうことで、新しい方に作品を届けたり、お仕事につながったりする可能性もあると思います。
⑦ これからイラストレーターを目指す方へ
これからイラストレーターを目指す方へ、今から始めるなら何を優先して取り組むべきだと思いますか?
やはり、最も大切なのは「継続すること」だと考えています。
イラストを描きたいと思った時から、まずは実際に描き始めてみることが大切です。
「こんな絵を描けるようになりたい」「好きなキャラクターを描きたい」など、何か一つでも描きたい理由があれば、それを目標に続けていけると思います。
上達するための絶対的な近道はありません。しかし、考え方次第で、上達するまでの道のりそのものを楽しむことはできます。
まずは自分なりの目標を持ち、楽しみながら描き続けてみてください。
もなか食さんの最新作品や活動情報は、公式SNSからご覧いただけます。